シンガポール・マリーナベイサンズにて開催されたTech Week(テック・ウィーク)シンガポールへ参加してきましたので、現地レポートをお伝えします。本イベントは、出展社 350超、参加国約50か国、参加者22,000名超の、アジアを中心としたテクノロジーバイヤーやインフルエンサーが集うイベントです。
今年で9回目の開催となるTech Weekは
7つの主要テクノロジー・イベントで構成されている、アジアで最も重要なビジネス向けイベントの一つでありCloserStill Mediaが提供しています。
7つのイベントはそれぞれ以下になります。
Cloud Expo Asia、DevOps Live Asia、Cyber Security World Asia、Data Centre World Asia、Big Data & AI World Asia、eCommerce Expo Asia、Technology for Marketing Asiaです。
会場規模は東京ドーム0.5個分程で
一枚の無料入場チケットで上記7イベントすべてに参加することができます。
Tech Week シンガポール会場の展示の様子
Cyber Security World Asiaでは部分的なセキュリティよりも、広範囲にわたりサポートをするサービスが多かった印象で、Data Centre World Asiaのエリアは他と比べても大きかったです。
いくつか気になった展示をご紹介します。
■AIをセキュリティに活用
Responsible Cyberというシンガポール発のリスクマネジメントスタートアップの会社でサイバーセキュリティワールドゴールドスポンサーとして出展し、IMMUNE X-TPRMと呼ばれるエコシステムのリスク管理を支援するAI搭載のプラットフォームを紹介していました。
様々なリスクポイント(金融、ESG、サイバーセキュリティ)を監視し、第三者とのリスク管理までカバーされます。
セキュリティを意識したシェルター式のミーティングスペースを用意していました。
■未来のショッピング体験
中国の会社LIAN LIANではホログラフィックデジタルテクノロジーを使用して、3Dで360℃回転する有名人のデジタルアバターを生成していました。
洋服などを立体的に見せたり様々な活用ができそうで、デジタルヒューマンのような技術と類似しています。
■世界的にもデータセンターが多いシンガポール
こちらのエリアはソフトウェアに特化したものが多いのかなとイメージしていましたが、
実際に行ってみると、物理的なものに焦点を当てたラックや消火器、冷却設備や製品が展示されていました。
Phoenix Contactフェニックスコンタクトはドイツの会社でデーターセンターの模型を展示しており、
全様が見れる展示で分かりやすく人気ゾーンでした。
また三菱重工エンジンシステムアジア(MHIES-A)は、ダイアモンドスポンサーとしてデータセンターワールドで出展しており、展示会場入り口付近に新製品産業用ディーゼル発動機を展示していました。
2023年11月1日 今井 加藤
最後に・・・
※当社が運営するサイバーセキュリティのイベント「Security Days Spring 2024」は、2024年3月12日から15日に東京駅KITTE4階にて開催。大阪は3月7日開催。名古屋は3月5日開催。
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